10/31、シアタートラムにて、「戯曲リーディング アテネのタイモン」を鑑賞しました。
河合センセ訳をAmazonで購入しましたが、途中まで読みかけの状態で公演当日を迎えることに。
実は、そんなに引き込まれる、というわけでは無く、なかなか読みが捗らなかったもので。
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が、公演後に残り半分を読むと・・・
スイスイ進む!
タイモンが萬斎さんに、アペマンタスが石田さんに、アルキビアデスが太一郎くんに脳内変換されると、こうも違うのか!
というハイスピードで読了。
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タイモンの墓碑に刻まれた言葉が、夢幻能みたい。
前シテが中入前に、自分の正体は明かせない、と言いつつ、正体を八割がた明かして消え失せる、という、あのパターン。
てことは、話の前後を入れ替えて、夢幻能の形式でも上演ができるのかも。
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この二日後、たまたまシェイクスピア好きの友人と会ったので、ダメ元で、「アテネのタイモン」て知ってる?と訊いてみました。
なんと、「大好き」との想定外の回答。
好きが高じて、学生時代の通信添削のペンネームは、「タイモンもどき」だったとか。
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彼女は、タイモンについて誰かと話をするのは、今回が「人生初」だそうで。
「友達とタイモンの話ができる日が来るとは。」と喜んでいました。
ちなみに、劇が上演されたら一緒に行こ!と誘いましたが、丁重にお断りされました。
劇を観るのが好きなんじゃなくて、戯曲そのものを読むのが好き、なのだそーです。
むむー
マニアックにもホドがある!
なにやら愉しくなってしまいますねー
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