萬斎さん観賞と日本画修得の日々

吉祥寺で一棚だけの本屋さん(ブックマンション,145号,いもづる文庫)を始めました。お店番に入る日や棚のテーマ更新は、Instagramでお知らせします。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「国立能楽堂 1月 狂言の会」を観る

1月22日、国立能楽堂へ。コロナ渦の余波により、20時までに終演とすべく、少々の番組変更がありました。 素囃子がカットされ、休憩時間も無しとなり。狂言「餅酒」。 越後国のお百姓(シテ)が松田髙義さん、 加賀国のお百姓が奥津健太郎さん、 奏者が野口隆行さ…

「梅若研能会 1月公演」を観る

1月16日、国立能楽堂へ。 「翁」翁はの梅若万佐晴さん。 当初、翁は万三郎さんがつとめられることになっていたのですが、ロビーに貼り出された案内によりますと、万三郎さんはお怪我のため、代演となったのだとか。千歳が梅若万佐志さん。 三番叟が飯田豪く…

「梅若研能会 1月公演」を観る

1月16日、国立能楽堂へ。 「翁」翁はの梅若万佐晴さん。 当初、翁は万三郎さんがつとめられることになっていたのですが、ロビーに貼り出された案内によりますと、万三郎さんはお怪我のため、代演となったのだとか。千歳が梅若万佐志さん。 三番叟が飯田豪く…

「佛淵静子 展 ーshellー」を観る

大好きな日本画家さんの個展に行って参りました。その画廊 Gallery Suchi は、 茅場町駅から徒歩1分のレトロな建物の2階にあります。 女性の皮下脂肪を、こんなにも魅力的に描く方を、私は他に知りません。特に、関節まわりのような、あまり脂肪が付きにくい…

「宝生月浪能 特別会」を観る(その2)

(その1の続き)狂言「鶯」 シテが万作さん、アドが深田さん、後見が月崎さん。万作さんが鶯を献上したい「梅若殿」は、 姿は登場しないんだけど、なんとなく美少年ぽいイメージを彷彿とさせます。そういうイメージといい、 鶯のかごの作りの繊細さといい、全体…

「宝生月浪能 特別会」を観る(その1)

今年初の宝生能楽堂へ。「翁 烏帽子之祝儀」 翁が和久荘太郎さん、 千歳が藤井秋雅さん、 三番叟が裕基くん、 面箱が石田淡朗くん、 狂言後見は萬斎さん&高野さん。笛が藤田次郎さん、 小鼓頭取が幸信吾さん。この方の素襖裃が、ウィリアムモリスちっくな模様…

「観世会定期能 1月」を観る

1月3日、観世能楽堂へ。「翁 父尉延命冠者之式(ちちのじょうえんめいかじゃのしき)」翁は観世宗家、 三番叟は太一郎くん、 千歳は三郎太くん、 面箱は飯田くん、 狂言後見は深田さん&中村くん。笛は松田弘之さん、 小鼓頭取は大倉源次郎さん、 脇鼓は鵜澤…