萬斎さん観賞と日本画修得の日々

吉祥寺で一棚だけの本屋さん(ブックマンション,145号,いもづる文庫)を始めました。お店番に入る日や棚のテーマ更新は、Instagramでお知らせします。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

映画「ブックセラーズ」を観る

面白い映画を観ました。 稀少本を扱う本屋さんや、ディーラー、コレクターたちのドキュメンタリーです。自店の本が売れると、ムッとしてしまう本屋さんやら、運命の古本との出逢いを天啓のように語るディーラーやら、探し求めている本をネットで忽ち発見でき…

「国立能楽堂 五月 狂言企画公演」(14時の部)を観る

5月25日、国立能楽堂へ。「梟」 山伏が善竹忠亮さん、 兄が茂山忠三郎さん、 弟が善竹大二郎さん。兄の肩衣は、女郎花色に墨で大きく描かれたカニ。 掠れ具合といい、ユーモラス感の抑制加減といい、好みのタイプ。 こんな夏帯が欲しい!この演目、万作家バ…

「梅流会」を観る

5月16日、梅若能楽学院会館へ。最初に仕舞4番。 「玉ノ段」高橋栄子さん、 「船橋」三吉徹子さん、 「西行桜」鈴木矜子さん、 「藤戸」富田雅子さん。地謡は、梅若紀彰さんを地頭に、梅若長左衛門さん& 松山隆之さん& 山中景晶さん。 狂言 「入間川」。 大名…

「えどがわ能」を観る

5月15日、新小岩駅から、江戸川区総合文化センターへ。 アーケード商店街があって、住むのが楽しそうな街!私は江戸川区生まれで、隣の駅が最寄り駅だったのに、こちらの駅に降り立ったのは初。最初に「鼎談・解説」鼎談メンバは、 梅若実センセ、萬斎さん、…

"よこはま「万作・萬斎の会」"を観る

5/8、横浜能楽堂へ。 このところ能楽堂を渇望していました。 この公演が延期 になってたら、暴動を起こすところでした。最初に高野さんによる解説。 親子3代っていうのは、100年ですよ、100年続くというのは、凄いことなんですよ、と。はい、ほんとに。 しか…

能楽タイムズ5月号のインタビュー"TBS系金曜ドラマ「俺の家の話」と能への思い"を読む

とても読み応えのある記事でした!ドラマ後半で「隅田川」がクローズアップされていきますが、「隅田川」の他に何の演目が候補に挙がっていたのか、とか、 なぜ隅田川に絞り込まれたのか、とか。興味をそそられる話が盛りだくさん。あと面白かったのが、お能を取…

「第49回 花影会」を観る

4月18日、観世能楽堂へ。「翁」 翁が武田宗典さん、 三番叟が萬斎さん、 千歳が武田崇史さん、 面箱裕基くん。笛が斉藤敦さん、 小鼓頭取が鵜澤洋太郎さん、 脇鼓が田邊恭資さん&飯冨孔明さん、 大鼓が安福光雄さん。萬斎さんは、鶴亀&松の葉が配されたろく…