萬斎さん観賞と日本画修得の日々

吉祥寺で一棚だけの本屋さん(ブックマンション,145号,いもづる文庫)を始めました。お店番に入る日や棚のテーマ更新は、Instagramでお知らせします。

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「第十八回 狂言ざゞん座 夢か現か」を観る

6月24日、宝生能楽堂 へ。解説 羽田昶先生小舞「海人」万作 さん地謡は、萬斎さんを地頭に、太一郎くん&内藤くん&裕基くん&飯田くん。万作さんは、端正でありつつキレのある所作。萬斎さんのお声が深ーく、美しい。「悪太郎」悪太郎が月崎さん、伯父が石田…

「観阿弥生誕690年 世阿弥生誕 660年 正門別会 改メ 第一清門別会」を観る

6月18日、観世能楽堂へ。この度は、観世三郎太くんの「道成寺」披キという事で、ロビーにはお花がズラリ。北野武さんや、堺雅人さんからのお花も。宗家御曹司の披キとは、かくも華々しい出来事なのですね。所用のため最初の演目(鸚鵡小町)は拝見できなかった…

「国立能楽堂 定例公演」を観る

6月16日、国立能楽堂へ。狂言「人を馬 (ひとをうま)」大名が萬斎さん、太郎冠者が内藤くん、新参者が太一郎くん、後見が中村くん。大名サマは、瓦がランダムに配された墨紺色の素襖裃に、テールグリーン&珊瑚色&白の段熨斗目。素襖の色味が暗めなだけに、…

「第五十一回 朋之会」で「文荷」を観る

6月10日、観世能楽堂へ。 久々の能楽堂! そして、もっと久々の「文荷」!! 太郎冠者が萬斎さん、次郎冠者が中村くん、主が高野さん。太郎冠者さまが舞台に現れると、パァーッと彩度がアップ。主のラブレターを読み上げる時の、マが独特で楽しい。句点では…

「パイプオルガン設置20周年記念 MANSAIボレロ ~新しき伝統を紡ぐ~」に行く

6月3日、豊田市コンサートホールへ。「萬斎さんは嵐を呼ぶオトコと言われている」・・・と、萬斎さんのファンになって間もない頃、先達のファンの方から伺った事があります。このフレーズを知ったのは10年以上前の事ですが、それ以来、折々にその真実性を思…