6月10日、観世能楽堂へ。
久々の能楽堂!
そして、もっと久々の「文荷」!!
太郎冠者が萬斎さん、
次郎冠者が中村くん、
主が高野さん。
太郎冠者さまが舞台に現れると、パァーッと彩度がアップ。
主のラブレターを読み上げる時の、マが独特で楽しい。
句点ではタップリ区切り、文末は一転して、するするするっと流す。
「お懐かしさは、、、富士の山にて、そぉろっ」
なーんて感じで。
そして、文面やら筆跡を揶揄する辛辣なコトバが、耳に心地いい。
面白いなぁと思う感覚が近しい仲間がいることで、ノリにノッている、という風。
見所の私も、その感覚を共有したような、共犯者の気分が味わえました。