
5月13日、「国立能楽堂五月 定例公演」を観に国立能楽堂へ。
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「止動方角」
太郎冠者が萬斎さん、
主が裕基くん、
伯父が石田幸雄さん、
馬が飯田くん、
後見が深田さん。
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萬斎さんは杜若の肩衣。
不貞腐れた太郎冠者に、裕基くんが呼ばわる「やいやーいっ」が良いお声!
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で、それを真似ねて萬斎さんが嵐を呼ばわる「やいやーいっ」が、更によいお声!!
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裕基くんの呼ばわりを反芻しつつ、萬斎さんの呼ばわりを堪能です。
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太郎冠者と主の攻防戦でありつつも、萬斎さんと裕基くんのセッションのようでもあり。
骨のある太郎冠者の魅力って、主の有り様でも倍増するのですねー
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「千手 郢曲之舞(えんぎょくのまい)」
千手の前が坂口貴信さん、
平重衡が上田公威さん、
重衡の身柄を預かっている狩野介宗茂(かののすけむねもち)が舘田善博さん、
笛が森田保美さん、
小鼓が田邊恭資さん、
大鼓が守家由訓さん。
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千手の前の唐織は、松皮菱の地模様の金地に、花束が配されもの。
この花束の意匠って、万作さんちの肩衣でも見たことがあるような。
その肩衣はファンシーな色使いだった事もあり、現代になってから考えられたデザインなのかと思っていましたが、古典柄なのかも。
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千手の前は凛としたところがあって、つよい芯が対面した人にジワッと沁みてくる感じ。
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ただ優しいだけのタイプじゃなかったから、このときの重衡の心
を僅かながらでも開くことができたのでしょうか。
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そして今回は、枯れ具合が絶妙なお方が地謡の中におられ、そうそう私が探していたのはまさにこんなお顔!と嬉しくなりました。
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ちょうどそんなお顔を描く必要があって、イメージの拠り所になるような方を目にしたいなぁ、と思っていたのでした。
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