萬斎さん観賞と日本画修得の日々

能楽や展覧会の観賞の感想を書いています

「国立能楽堂 定例公演」を観る

1月20日国立能楽堂へ。

「隠狸」
太郎冠者が石田さん、
主が萬斎さん、
後見が高野さん。

萬斎さんは、鈍色&胡桃色&象牙色の段熨斗目、金茶地に繊細な松林模様の長裃。

この長裃は初見の気がします。
パリッとした質感だったし、新たに誂えられたのでしょうか。
質感エフェクトのためか、袴捌きの「シュバッ」が、格別に鮮やか。

そして、何度も「シュバッ」をくださり、惚れ惚れしておりました。
 
そして、主さまの謡と舞に酔いしれました。
この演目は、シテもアドも、どっちのお役も、見どころだらけです!!
 

「東北 (とうぼく)」

女&和泉式部が浅井文義さん、
旅僧が御厨誠吾さん、
従僧が大日方寛さん&野口能弘さん、
門前の者が太一郎くん。

笛が森田保美さん、
小鼓が幸正昭さん、
大鼓が大倉慶乃助さん。

面に、静寂を湛えた美しさを感じました。
女優の小雪さんのような面差し。

後シテの長絹が素敵でした。
古代紫地に、様々な色柄のリボン(鬘帯?)が横向きに配されており。

ランダムで動きのあるような配し方で、観世水を横に長く引き伸ばしたようにも見え。
こんな柄のお着物があったら、フラフラと買ってしまいそうです。

「新作能 媽祖  -劇場版-」を観る

1月15日、小田原三の丸ホール大ホールへ。

ロマンスカーに乗ったのは、35年ぶりくらいかも。

演目は新作能「媽祖」、一曲のみ、という潔い公演。

巫女&媽祖(シテ)が片山九郎右衛門さん。
春日明神が萬斎さん。

目隠し=千里眼&鬼神が(ツレ)が味方 玄さん、
耳覆い=順風耳&鬼神が分林道治さん。

山部赤人(ワキ)が宝生欣哉さん、
その従者(ワキツレ)が宝生尚哉くん。

船頭(間狂言)が茂山逸平さん。

大鼓が広忠さん!
小鼓が吉阪一郎さん、
太鼓が前川光範さん、
笛が竹市 学さん。
地謡は8人編成。

企画・演出が片山九郎右衛門さん、
原作・台本が玉岡かおるさん、
映像監修が杉本博司さん、
映像撮影が鈴木心さん。

本舞台背面のスクリーンに、江之浦の硝子舞台の映像が!
2ヶ月前に現地で目にした、あの硝子舞台。
あの時の感動が呼び覚まされます。
 
映像になっても、実際に見た通りの美しさが損なわれず、むしろ純度が高まって、研ぎ澄まされた美しさ。
 
その景観が自分の目前に拡がり、更に、その映像が実舞台にスライドして、生身の演者がポッカリ出現する、という始まり方がカッコいい。
 
映像からリアルへの移行の過程は、橋掛かりのような機能も持っているように感じられました。
 
そして萬斎さんは、前場は直面、後場では気品のある老人の面を付けてご登場。
そこに姿が見えていても、私たちとは違う次元におられる風情。
 
今回の萬斎さんのお役目って、どのような位置付けだったのでしょうか。
 
番組表では、萬斎さんのお名前の箇所には、アイ、だとか、シテ、だとかの記載は無く、単に"春日明神"と。

一方で、他の方々は、演じる人物名と共に、何かしらのお役目が併記されており。
記載レイアウト的には、いちばん右上だったので、子方のような位置付け?
確かに、子方が演じてもシックリするお役かもしれません。
 
子方ちゃんって、高貴な人とか、龍神とか、特別な存在を割り振られがちですし。
前場は、子方ちゃん的なお役と考えれば、直面だった事も、ちゃんと成立しますね。

「第101回 野村狂言座」を観る

1月12日&13日、宝生能楽堂へ。

木曜・金曜で三番叟の小書が違う、との事だったので、両日伺いました。

「三番叟 三上山」(1/12)
「三番叟 田歌節」(1/13)
三番叟が萬斎さん、
千歳が裕基くん、
地謡が、太一郎くんを地頭に、
中村くん&内藤くん&飯田くん&岡さん。

後見が深田さん&高野さん。

大鼓が広忠さん!
小鼓頭取が鵜澤洋太郎さん、
脇鼓が清水和音さん&飯冨孔明さん、
笛が竹市学さん。

感動の三番叟でした!
全ての音が、萬斎さんの身体から放出されているかのよう。

烏飛や刻み拍子は、実際に萬斎さんの足裏が床を鳴らしているのでしょうが、
それだけじゃなくて、お囃子も萬斎さんの所作が、音に変換されているみたいで。

2日間に渡って正面席と脇正面の両方から拝見して、発見した事が。
面替りって、背後から観ても美しい!

裕基くんの装束は日替わり。
1/12は、白地に藍色の松皮菱へ鶴亀が配された直垂、厚板は暗褐色や朱色の強めの色調。

なんと凛々しい御姿!
松皮菱の直垂は、シテ方が千歳をなさる時の特別な柄なのかと思っていました。
狂言のおうちでも保有してOKだったのですね。

万作家で新たに誂えられたのかしら?
それにしては新品のパリッと感がないので謎です。

一方、1/13の裕基くんは、
若緑地に鶴亀&梅が配された直垂、白地に橙&緑の格子の厚板。

こちらの装束は時々お召しになる物ですが、前日と対比させて、うーんコッチもやっぱり佳いー、と楽しませていただきました。


三番叟の後に、休憩を挟んで解説。
先月の狂言座に続いて、今月も解説のお役は萬斎さん!
大サービス〜

三番叟の時は、全方位に意識を向けている、とのお話。
はい!脇正面からだと、特に実感を伴ってそう思います。
背中からも気が飛ばされておりました。

そして、今回は両日とも
"橋掛かりに素っ飛んでいく"(←萬斎さんの言)演出がありましたが、これは「翁」を連日上演する場合の、2日目以降の演出なのですって。


富士松
太郎冠者が万作さん、
主が太一郎くん、
後見が裕基くん。

万作さんの肩衣は、暗褐色&ろくしょう地に伸びやかな太いラインの梅。

連歌の付け合いっこのお話。
番組表に詞章が記載されていたけど、萬斎さんの解説がなければ、私には難しかったかも。

どれとどれのセンテンスがセットなのか、というのが俄かには把握しにくくて。
・・・という私の気持ちに、ピンポイント処方してくださる解説でした。

ところで、この演目の場面転換が、お能ちっくなのが興味深かったです。
何処へ移動する時に舞台を一周するのが狂言では一般的だと思うのですが、
この演目では座したままで、今は歩いてる設定、という斬新な展開で。
場面転換の仕方が大仰じゃないのが、カッコイイ。


「不腹立(はらたてず)」
僧が石田さん、
地主が内藤くん&中村くん、
後見が月崎さん。

イーエ、怒ってませんっ、という石田さんの反応が、愛嬌ありました。
怒りの蒸気が、ぷすぷすと耳や口から出掛からんばかり、という風なんだもの。

でも、本物の僧でも、あんな目に遭わされたら怒ってしまうと思うんだけどなー


「三人片輪」
シテの博奕打が深田さん、
他の博奕打が高野さん&竹山さん、
有徳人が飯田くん、
後見が岡さん。

そうとう悪どい事をしてるんだけど、なぜか好感を抱いてしまう。

就職したいのは本当なのでしょうが、ゲーム感覚で有徳人を攻略してみた、というライトな風が始終吹いてるようで爽快。

博奕打どうしが有徳人の家で再会した時も、ゲーマー同士でお互いの攻略成功を讃えあってるみたい。
楽しげな雰囲気に、すっかり感染されて帰路につきました。

そういえば1年前は、
よぉーし今日は狂言座だ!
と意気込んで宝生能楽堂の前まで行ったら、延期と知らされ悄然と帰ってきたのでした。

ヨイヤの皆様が揃って舞台に立ってくださるって、当たり前の事じゃないんだなぁ、
と、ありがたみを改めて感じています。

「観世九皐会1月定例会 第1部」を観る

1月8日、矢来能楽堂へ。

「翁」 
翁が小島英明さん。
披きだそうです。
千歳が桑田貴志さん。

三番叟が岡さん。
岡さんも披き〜!
面箱が飯田くん。

笛が竹市学さん、
小鼓頭取が曾和正博さん、
胴脇が住駒充彦さん、
手先が曽和伊喜夫さん、
大鼓が柿原孝則さん。

狂言後見が萬斎さん&深田さん。
火打ち石は坂真太郎さん。

岡さんの直垂は丈ピッタリ。
三番叟用の直垂で、岡さんの身長に合う装束があって良かった。

このあたり乃会(解散しちゃったけど)のお仲間の飯田くんが面箱というのも、岡さんへのはなむけに感じられます。

地謡メンバに佐久間二郎さんがおられたのも、嬉しい。
佐久間二郎さんは折にふれ、岡さん推しのツイートをしてこられたので、私は一方的に連帯感を抱いていまして。

なので、佐久間センセ〜、ついにこの日が来ましたねー!
と、地謡座へ念を送っておりました。

そして、岡さんには失礼ながら、母親の心持ちで見守らせて頂きました。
岡さんが無事に披きを終えられて、今はホッとしています。

岡さんは意志とは関係なく、動かされてる風。
囃された身体が五穀豊穣の道具として、操られているかのような。
古来の三番叟は、こうしたものだったのかも、という気がしました。

萬斎さんが踏む三番叟が好きすぎて、私にとってのスタンダードになってしまっているけど、対比が興味深かったです。
萬斎さんは卓球のラリーみたいに囃子方と呼応したり、時には、囃子方を煽ったり、という印象なので。


「昆布柿」
奏者が萬斎さん、
淡路の国の百姓が太一郎くん、
丹波の国の百姓が裕基くん。

裕基くんは王子の気品。
前日にラジオで裕基くんがハムレットへの思いを語るの聴いたせいでしょうか。
掛け素襖ルックのハムレット出たーっ
と思ってしまう。

萬斎さんは、侍烏帽子、松葉柄の錆納戸色の素襖裃、金茶の段熨斗目。
先程の後見の時とは打って変わって穏やかなお顔。

ラストに、奏者サマとお百姓コンビの御三方が、ケンケンするのが楽しい。

御三方が徐々にノリノリになってゆくと、多幸感が放出されていくよう。
新春もち投げみたいに、多幸感を見所へ大盤振る舞いしていただきました。

奏者サマは、去り際に袖をシュッと翻し、長裃をザッと捌かれ。
この所作、久しぶりに観た!

この所作を観ちゃったら、萬斎さんがなさる末広かりの果報者が、たまらく懐かしくなりました。
今年どこかで演ってくださらないかしら。

『日本全国 能楽キャラバン! in 神奈川 神秘の島 祈祷の響き「江野島」』を観る

1月5日、鎌倉芸術館へ。

解説 葛西聖司さん。
"神秘の島 祈祷の響き「江野島」"


「江野島」の解説の中で葛西さんが仰ることには、
江ノ島へ勅使を派遣した欽明天皇というのは、聖徳太子のお祖父様なのだとか。

解説の最後には、鎌倉殿の13人の義時に似ている方が、今日の囃子方の中におられる、と。
消去法でいくと広忠さんでしょうか。

葛西さんは、私、大好きなんです、と仰っていました。
義時のこと?
それとも広忠さんのこと?


「鐘の音」
太郎冠者が萬斎さん、
主が高野さん、
後見が深田さん。

萬斎さんは、水仙が大胆にデフォルメされた肩衣、紅梅の扇。

擬音で奏でられる鐘の音色が美しい。
一軒目のお寺の鐘から、典雅な音色!
一軒目の音色は普通レベル、という設定のはずが、いきなり聴き惚れてしまいます。

が、太郎冠者がナンバーワンに決めたお寺の鐘の音色は、もーっと美しかった!

鎌倉から戻って得々と報告する太郎冠者に、主が呆れ返る様子が楽しい。

アイツは何をほざいているのか?、とかブツブツ言いつつ、怒り爆発までにジワジワと時間を掛けてくださり。

見所から
「ちゃんと最後のお寺の鐘まで聴きたい。
主は怒ってもいいけど、怒るのはラストの鐘の再生後にして〜」
と念を送ったのを、受け止めてくださったと思われます。
ありがとうございます!

今年のお正月は何処にも出掛けず、地味〜に年が始まりましたが、萬斎さんと鎌倉寺院めぐりができて、一気に華やいだ気分になりました。


「江野島」
シテ(漁翁&五頭竜王)が中森貫太さん、
前ツレ(漁夫)が中森健之介くん、
後ツレ(辯才天)が小島英明さん。

子方(十五童子)が手島福太郎くん&大川眞央ちゃん。

ワキ(勅使)が舘田善博さん、
ワキツレ(従者)は、則久英志さん&梅村昌功さん。

アイ(鵜ノ鳥ノ精)は飯田くん。

笛は杉信太朗さん、
小鼓は飯田清一さん、
大鼓は広忠さん!
太鼓は小寺真佐人さん。
地謡は、観世喜正さんを地頭に8人編成。

鵜ノ鳥の面は、クチバシの突起が控えめで、鳥より寧ろ犬ちっく。

万作家がお持ちのはずのカラスの面の方が、鵜のフォルムには近い気がします。
こういう時は、リアルよりも伝統を重んじるという事でしょうか。

五頭竜王は、濃紺に金糸で稲妻&龍が配された狩衣。
稲妻の模様を雷紋(らいもん)と称するのだとか。
この日の葛西さんの解説にて学習しました。
 
装束は王道のカッコよさで、そこに面の不気味さが加わると、カッコ良さ倍増です。
 
五頭竜王は、辯才天に出会う前は厄災をもたらす存在だったらしいのですが、悪行を止めて辯才天と結婚した後も、
ダークヒーロー的な魅力は健在だったのですねー

『日本全国 能楽キャラバン! in 神奈川 神秘の島 祈祷の響き「江野島」』を観る

1月5日、鎌倉芸術館へ。

解説 葛西聖司さん。
"神秘の島 祈祷の響き「江野島」"


「江野島」の解説の中で葛西さんが仰ることには、
江ノ島へ勅使を派遣した欽明天皇というのは、聖徳太子のお祖父様なのだとか。

解説の最後には、鎌倉殿の13人の義時に似ている方が、今日の囃子方の中におられる、と。
消去法でいくと広忠さんでしょうか。

葛西さんは、私、大好きなんです、と仰っていました。
義時のこと?
それとも広忠さんのこと?


「鐘の音」
太郎冠者が萬斎さん、
主が高野さん、
後見が深田さん。

萬斎さんは、水仙が大胆にデフォルメされた肩衣、紅梅の扇。

擬音で奏でられる鐘の音色が美しい。
一軒目のお寺の鐘から、典雅な音色!
一軒目の音色は普通レベル、という設定のはずが、いきなり聴き惚れてしまいます。

が、太郎冠者がナンバーワンに決めたお寺の鐘の音色は、もーっと美しかった!

鎌倉から戻って得々と報告する太郎冠者に、主が呆れ返る様子が楽しい。

アイツは何をほざいているのか?、とかブツブツ言いつつ、怒り爆発までにジワジワと時間を掛けてくださり。

見所から
「ちゃんと最後のお寺の鐘まで聴きたい。
主は怒ってもいいけど、怒るのはラストの鐘の再生後にして〜」
と念を送ったのを、受け止めてくださったと思われます。
ありがとうございます!

今年のお正月は何処にも出掛けず、地味〜に年が始まりましたが、萬斎さんと鎌倉寺院めぐりができて、一気に華やいだ気分になりました。


「江野島」
シテ(漁翁&五頭竜王)が中森貫太さん、
前ツレ(漁夫)が中森健之介くん、
後ツレ(辯才天)が小島英明さん。

子方(十五童子)が手島福太郎くん&大川眞央ちゃん。

ワキ(勅使)が舘田善博さん、
ワキツレ(従者)は、則久英志さん&梅村昌功さん。

アイ(鵜ノ鳥ノ精)は飯田くん。

笛は杉信太朗さん、
小鼓は飯田清一さん、
大鼓は広忠さん!
太鼓は小寺真佐人さん。
地謡は、観世喜正さんを地頭に8人編成。

鵜ノ鳥の面は、クチバシの突起が控えめで、鳥より寧ろ犬ちっく。

万作家がお持ちのはずのカラスの面の方が、鵜のフォルムには近い気がします。
こういう時は、リアルよりも伝統を重んじるという事でしょうか。

五頭竜王は、濃紺に金糸で稲妻&龍が配された狩衣。
稲妻の模様を雷紋(らいもん)と称するのだとか。
この日の葛西さんの解説にて学習しました。
 
装束は王道のカッコよさで、そこに面の不気味さが加わると、カッコ良さ倍増です。
 
五頭竜王は、辯才天に出会う前は厄災をもたらす存在だったらしいのですが、悪行を止めて辯才天と結婚した後も、
ダークヒーロー的な魅力は健在だったのですねー

「国立能楽堂 狂言の会」を観る

12月23日、 国立能楽堂へ。

「◎千利休生誕五百年」と銘打たれた会で、お茶に因んだ演目づくし。

まず、大蔵流の「御茶の水」。

「御茶の水」と「水汲」はタイトル違いの同じ曲と、何かで目にした事があったのですが、ぜんぜん違ってました。

過去に観た万作家の「水汲」では、いちゃの心中は明らかにされませんが、今回観た「御茶の水」では、新発意への好意があからさまで。

万作家の「水汲」は、
演じる人によって、周到に隠されていた思いが、仄かに出てしまったり、しまわなかったり、と、ギリギリの所を攻めていて、ストイックに感じられます。

残りのよそのお家の同曲はどんななのか、観てみたくなりました。


2曲目も大蔵流で、「禰宜山伏」。
山伏が、「鎌倉殿の13人」の猿之助さん演ずる文覚に似ていました。
そして、文覚といえば、明恵上人を育てた人。
明恵上人といえば、お茶の栽培を栂尾で始めて宇治にまで広めた人。
おお!
お茶つながりの連鎖!!

ラストは「煎物」。

煎物売が萬斎さん、
何某が裕基くん、
太郎冠者が高野さん、
立衆が、
深田さん&内藤くん&中村くん&飯田くん&岡さん。

笛が小野寺竜一さん、
小鼓が田邊恭資さん、
大鼓が原岡一之さん、
太鼓が小寺真佐人さん。

水、ブッカケていただきました!
それを期待して、脇正面のお席を取っていたので、大満足です。

そのブッカケ主なる煎物売サマは、紅い覆面(?)をつけ、竿を担いで登場されました。
竿の両端に、カラーボックスサイズの棚。
棚は、アフタヌーンティースタンドのようでもあり、繊細な味わい。

棚も担い手も、エキゾチックな美しさ。


そして、裕基くんの白鷺の扮装が神々しかったです。
お祭りにこんな姿で現れてパフォーマンスとかされたら、アイドルとして崇めてしまいそう。


この日の裕基くんは、最初に素襖裃で現れた時からオーラが違う。
このあと鷺になる、という意識が醸し出すオーラなのでしょうか。

ラストの裕基くんの水車が圧巻!
それを真似た煎物売サマの水車モドキも、カッコ良すぎました。
モドキというには勿体ないほど、超絶キレキレ回転で。
これはこれで、新しい別の技といえるのではないでしょうか。

萬斎さん納めのよき日となりました。