宗論の中で交わされる論争の中身を詳しく話してくださり、ありがたや。
「佐渡狐」
佐渡の百姓が裕基くん、
越後百姓が内藤くん、
奏者が石田さん、
後見が飯田くん。
ついムキになって嘘をついてしまう裕基くんは、浅はかなトコも、
賄賂を相手に受け取らせる手腕の鮮やかさも、ぜーんぶ魅力的。
「佐渡狐」
佐渡の百姓が裕基くん、
越後百姓が内藤くん、
奏者が石田さん、
後見が飯田くん。
ついムキになって嘘をついてしまう裕基くんは、浅はかなトコも、
賄賂を相手に受け取らせる手腕の鮮やかさも、ぜーんぶ魅力的。
何をやっても上手く立ち回ってスイスイ生きてきたのさ、という軽薄な感じがヨイ。
悪いオトコになれる素質マンテンです。
いつか裕基くんにも、お父様の当たり役の「藪原検校」をやっていただきたくなりました。
「鬼瓦」
大名が万作さん、
太郎冠者が、太一郎くん、
後見が月崎さん。
万作さんのコーデが美しい。
薄納戸色の地に様々な形の扇が配された素襖裃、ブルーグレー&胡桃色&白の段熨斗目。
御髪のシルバーグレーとの色の響きあいが綺麗で、何よりフォルムに気品があります。
この大名は、気品がトクベツ重要な気がします。
建築に関する造詣も深く、気品もある人が・・・というギャップが、この大名の可愛いさの肝なんだなぁと思いました。
「宗論」
浄土僧が萬斎さん、
法華僧が中村くん、
宿屋が高野さん、
後見が岡さん。
中村くんにチョッカイを出す萬斎さんがイキイキしてる。
健やかなのは、悦ばしいことです。
チョッカイのネタを見つけて嬉しがるって、健康があり余ってなくちゃ出来ないですもん。
宗派の違いっていうのは、そんなに深刻ことでは無かったのでしょうか。
贔屓の野球チームが違う、くらいの感覚だったのかしら。
昼間の「呼声」に続いて、萬斎さんと中村くんが多いに盛り上がっていき。
それにつれて、会場のボルテージもどんどん上昇していく感覚にワックワクしました。久しぶりに観た曲でしたが、萬斎さんの為にあるような曲!と、再認識しました。
同行した友人がいう事には、宗論を、歌舞伎の「連獅子」の間狂言として観たことがある、と。
同行した友人がいう事には、宗論を、歌舞伎の「連獅子」の間狂言として観たことがある、と。
知らなかったー