2月25日、有楽町朝日ホールへ。
最初に萬斎さんによる解説。黒紋付のお姿、久しぶりです!
27分も解説くださいました。
解説の中で萬斎さんが、船が出てくるけどエアーです、と仰ったとき、あれ、そうだっけ?
いつも船渡聟では船の作り物を出してるよね?
・・・と思ってしまいました。
これって、船があるつもり、という盛大な暗示を、前回に同曲を観た時から掛けられ続けてるってことでしょうか。
なんだか幸せです。
狂言 「舟渡聟」
船頭・舅が万作さん、
聟が飯田くん、
妻が高野さん。
後見が淡朗くん。
船頭が「これ若いの」と言って、聟の肩をペシペシ叩く場面が好き。
これって恐喝じゃないよね〜、と相手に念押ししてる風で、ちょっとダークな雰囲気にもなり兼ねないのに、何故か楽しくなってしまう。
狂言 「武悪」
武悪が萬斎さん、
主が石田さん、
太郎冠者が太一郎くん。
後見が岡さん。
萬斎さんは鉄紺地に波頭の肩衣、輪宝紋の腰帯、カナリア色に藍鉄の格子の縞熨斗目、焦茶の襟、洗朱色の狂言袴。
実は太郎冠者に騙されたのか、と悟った時の武悪に胸をつかれました。
その後に2月25日、有楽町朝日ホールへ。
最初に萬斎さんによる解説。
黒門付きのお姿、久しぶりです!
27分も解説くださいました。
解説の中で、萬斎さんが、船が出てくるけどエアーです、と仰ったとき、あれ?そうだっけ?
いつも船の作り物を出してるよね?
と思ってしまいました。
これって、船があるつもり、という盛大な暗示を、前回に同曲を観た時から掛けられ続けてるってことでしょうか。
なんだか幸せです。
狂言 「舟渡聟」
船頭・舅が万作さん、
聟が飯田くん、
妻が高野さん。
後見が淡朗くん。
船頭が「これ若いの」と言って、聟の肩をペシペシ叩く場面が、好き。
これって恐喝じゃないよね〜、と相手に念押ししてる風で、ちょっと怖くダークな雰囲気にもなり兼ねないのに、何故か楽しくなってしまう。
狂言 「武悪」
武悪が萬斎さん、
主が石田さん、
太郎冠者が太一郎くん。
後見が岡さん。
萬斎さんは鉄紺色の地に波頭の肩衣、輪宝紋の腰帯、カナリア色に藍鉄の格子の縞熨斗目、焦茶の襟、洗朱色の狂言袴。
実は太郎冠者に騙されたのか、と悟った時の武悪に胸をつかれました。
その後に落涙に至るまでの流れに、引き込まれました。
狂言には泣く場面が割とよく出てくるけど、この演目の、この場面の、この演者様のシオリが、全ての狂言のシオリの中で最高峰ではないょうか。落涙に至るまでの流れが、とても魅力的。
狂言には泣く場面が割とよく出てくるけど、この演目の、この場面の、この演者様のシオリが、全ての狂言のシオリの中で最高峰なんじゃないでしょうか。