萬斎さん観賞と日本画修得の日々

吉祥寺で一棚だけの本屋さん(ブックマンション,145号,いもづる文庫)を始めました。お店番に入る日や棚のテーマ更新は、Instagramでお知らせします。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「第8回 郷さくら美術館 桜花賞展」の桜の絵と、目黒川のリアル桜でお花見する

3月22日、中目黒の郷さくら美術館へ行ってきました。 こちらの美術館は、毎春、桜の絵ばかり集めた展覧会をするのです。展示期間は3ヶ月と長く、昨年は桜シーズン終了後に訪問しましたが、 せっかくなら開花の時期に訪問したかったな、という思いが残ってお…

胸騒ぎのイラストが氾濫する〝YOSHiNOBUx森田MiW [buomi展

今日は日本橋三越へ、気になる作家さんの展示を見に行ってきました。実は、1週間ほど前に、心ときめくポーチとタオルをいただいたのです。 ポーチには鰐がのたくり、タオルの極々隅っこには、人魚ちゃん。可愛くなりすぎてしまうことを拒むかのように、人魚…

「木月孚行を偲ぶ会」を観る

3月15日、観世能楽堂へ。番組表の表紙は、心地よい質感の和紙。 中を開くと、木月孚行さんの遺影が。 番組の抜粋を、ブログ最後に記載しておきます。 「鷺」 鷺が観世宗家。 アイが裕基くん。 裕基くんの幕が岡さん。ふふふふふ― アイなのですが、幕の袖から…

「銕仙会 定期公演 3月」を観る

3月13日、宝生能楽堂へ。「内沙汰」 右近が万作さん、その妻が萬斎さん。 後見が中村くん。萬斎さんは、女郎花色の縫箔、黄丹色の八掛、同色の襟、枇杷色の腰帯。 禍々しいまでに美しい~夫の訴訟の練習につきあおうと、妻は地頭コスプレを。 烏帽子をつけ、…

「能を知る会 横浜公演」を観る

3月12日、横浜能楽堂へ。最初に御挨拶に出てこられた貫太センセが仰ることには、 「藍染川」は、たいへんな稀曲で、今回の出演者の中で、この曲の経験者は広忠さんだけです、と。後見をなさるに観世喜之さんも? そんなことってあるんだ。 「文荷」 太郎冠者…

「東京大槻清韻会別会」を観る

3月7日、観世能楽堂へ。「采女 美奈保之伝」 里の女&采女の幽霊が泉雅一郎さん。 旅僧が殿田謙吉さん。従僧が則久英志さん&御厨誠吾さん。 里人が石田幸雄さん。囃子方が、一噌庸二さん&幸正昭さん&安福光雄さん。 後見が大槻文藏さま&裕一くん。帝が采…

「第103回 粟谷能の会」を観る

3月1日、国立能楽堂へ。「朝長」 青墓の宿の長者&朝長の霊が粟谷明生センセイ。僧(実は朝長の乳母子)が森常好さん、従僧が舘田善博さん&梅村昌功さん。 アイ(長者内の者)は萬斎さん。囃子方は、一噌隆之さん&鵜澤洋太郎さん&広忠さん&大川典良さ…