
7月21日、梅若能楽学院会館へ、「梅若会定式能」を観に行ってきました。
山手通りから右に入る角にカフェができていて、右への入る通路を見落とすところでした。
次からはカフェが目印と認識できてるので、行き過ぎる心配は逆に無さそうです。
-
舞囃子「海人」
野崎美歩さん、
大鼓が柿原光博さん、
小鼓が大山容子さん、
笛が一噌隆之さん。
-
能「実盛」
シテが角当直隆さん、
ワキが福王和幸さん、
ワキツレが村瀬慧さん& 矢野昌平さん。
アイが金田弘明さん。
-
大鼓が原岡一之さん、
小鼓が飯田清一さん、
笛が一噌隆之さん、
太鼓が梶谷英樹さん。
-
ワキ(上人)は、格子の厚板&ブルーグレーの水衣に、白大口でした。
僧の役でも、着流しじゃなくて大口を付ける場合があるのですね。
-
長身な和幸さんが嵩のある装束をお召しになってワキ座におられると、絵が締まります。
右下に端正な装飾を施した額縁が、能舞台にビシッと形成されるがごとく。
-
狂言「不腹立」
シテが三宅右矩さん、
アドが前田晃一さん&三宅近成さん。
-
能「半蔀」
シテが土田英貴さん
ワキが大日向寛さん、
アイが高澤祐介さん。
-
大鼓が柿原光博さん、
小鼓が大山容子さん。
-
笛が一噌隆晴くん。
一噌隆之さんのご長男。
4年前に青山MIRAI能で拝見した時が小学6年生だったので、今は高校1年生のはず。
が、落ち着き払った貫禄が。
どなたかが後見に付かれるでもなく、単身で務めておられ。
なんと頼もしい!
-
前にも観た事があるはずの曲なのですが、源氏物語(現代語訳)を読んでから観るのは今回が初なので、楽しみにしていました。
-
半蔀を上げて夕方が出てくる場面が、とても美しかったです。
上げられた半蔀から、いくつも瓢箪が下がっている様も風情があって。
その半蔀の向こうの薄暗がりに彷徨いこんで行きたくなってしまう。
私は光源氏の心理を追体験したのかも。
-
そして、「五条あたり」というワードが詞章に繰り返し出てきたのも印象的でした。
-
源氏物語を読んだ身には、五条はもはや馴染みのある場所に思われ、知ってる場所の知ってる人(夕顔のこと)のお話、という気持ちで楽しみました。
#梅若能楽学院会館
#梅若会定式能
#実盛
#半蔀
#土田英貴
#夕顔
#源氏物語