萬斎さん観賞と日本画修得の日々

吉祥寺で一棚だけの本屋さん(ブックマンション,145号,いもづる文庫)を始めました。お店番に入る日や棚のテーマ更新は、Instagramでお知らせします。

「萬斎 イン セルリアンタワー 23」を観る

12月23日、セルリアンタワー能楽堂
「萬斎 イン セルリアンタワー 23」を観に行って参りました。
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この公演は萬斎さんがフリートークで年間総括をしてくださる、という特別な会。
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なので、この公演に行かない事には年が越せない、くらいの思いで楽しみにしておりました。
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まず萬斎さんの解説。
来年は古典の大曲に臨むので、夏が終わる頃にゲッソリやつれてるかも、とのこと。
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もしや、もしや!
「釣狐」でしょうか。
チケットが取れるのか心配ですが、期待が膨らみます。
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質疑応答を含め、45分も解説くださいました。
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「口真似」
太郎冠者が裕基くん、
主が金澤桂舟くん、
何某が中村くん、
後見が内藤くん。
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金澤桂舟くんは、ちょっと前まで子方ちゃんだった記憶がありますが、フツーに成人になってる!
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私自身は何事においても殆ど進歩が無いのに、劇的な変化にビックリです。
私の周りだけ時空が淀んでいるような気持ち。
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主が太郎冠者にお酒の相手に求める事柄を説明する場面は、言い回しの豊かさを楽しみました。
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「酒をまいるようでまいらいで・・・」の場面です。
実は、この場面の主のセリフを、萬斎さんがものすごーく丁寧に解説してくださっており。
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この曲は今までに何度か観た
事があり、とにかく後半が面白かった印象があるけど、前半は主の指定する求人像が気に入りました。
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名取川
僧が萬斎さん、
名取の何某が深田さん、
後見が高野さん。
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地謡は、裕基くんを地頭に、
中村くん、内藤くん、飯田くん、金澤桂舟くん。
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昼間に引き続き、またしても裕基くんが地頭!
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川に流された名前を掬おう、という発想が、独創的です。
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そして、何某さんが会話の中でポロッと「希代な」 と口にした時の、僧(萬斎さん)の反応が可愛かった!
はっ!!!!!とフリーズしてからの歓喜が。
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これにて、私の萬斎さん公演予定は、今年は終了となりました。
例年は平日夜に開催されてきましたが、今年は休日開催でありがたかったです。
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