萬斎さん観賞と日本画修得の日々

吉祥寺で一棚だけの本屋さん(ブックマンション,145号,いもづる文庫)を始めました。お店番に入る日や棚のテーマ更新は、Instagramでお知らせします。

「第三回 清門別会」を観る

6月15日、観世能楽堂へ「第三回 清門別会」 を観に伺いました。
ロビーには沢山のフラワースタンドが飾られていて、華やか。
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屋島 大事 奈須與市語 」
漁翁&源義経ノ霊が観世三郎太くん、
漁夫が林喜右衛門さん、
旅僧が宝生常三さん、
従僧が梅村昌功さん& 則久英志さん。
屋島ノ浦人が野村太一郎くん。
狂言後見は高野さん。
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笛が杉信太朗さん、
小鼓が飯田誠一さん、
大鼓が亀井広忠さん。
囃子方は長裃。
地頭は観世宗家。
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お囃子が最高でした。
特に、後場の始まりがモーレツにかっこよく。
きゃーっ、と喜悦に悶絶してました。
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舞囃子「葛城 大和舞」
山階彌右衛門さん
笛が一噌隆之さん、
小鼓が曽和伊喜夫さん、
大鼓が原岡一之さん
太鼓が林雄一郎さん
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「隠狸」
太郎冠者が万作さん、
主人が萬斎さん、
後見が深田さん。
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なんともいえない清浄さ漂う時間でした。
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太朗冠者のやってる事は、務め先に内緒で副業してる、といったところでしょうか。
で、主は、その証拠を掴もうとする、というだけのエピソードで、高尚な訳でもないのに、なぜか静謐な空気感があり。
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お二人の所作やお声のリズムの美しさに、ヒミツがあるのでしょうか。
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仕舞「道明寺」
武田宗和さん。
仕舞「采女 キリ」
観世恭秀さん。
仕舞「阿漕」
寺井栄さん。
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「正尊 起請文 翔入」
土佐坊正尊が観世宗家、
義経が観世三郎太くん。
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義経チームメンバは、
弁慶:福王和幸さん、
静御前(子方):坂井真悠子ちゃん、
江田源三:武田友志さん、
熊井太郎:清水義也さん、
婢:裕基くん。カナリア色の縫箔。
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対する正尊チームメンバは、姉和光景:角幸二郎さん、
立衆:関根祥丸さん&武田祥照さん&井上裕之真さん&久田勘吉郎さん&杉浦悠一朗さん&武田崇史さん&山本麗晃さん&清水義久くん&武田章志くん。
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笛が一噌隆之さん、
小鼓が観世新九郎さん、
大鼓が柿原弘和さん、
太鼓が林雄一郎さん。
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正尊というのは、頼朝から義経暗殺の命を受けた刺客です。
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前場の正尊は白ベースコーデ。
白地に金糸のコーヒービーンズのような模様の角帽子、🤍の褸水衣、白大口。
おかしがたい品格と威厳をまとって登場です。
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一方、弁慶は黒を基調としたコーデ。
黒地に金糸模様の角帽子、黒&カーキの子持縞の水衣、白大口。
悪の魅力が薫るようなお姿に、あれれ、弁慶たちがダークサイドなんだっけ?
・・・と混乱しそうになります。
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装束の形状としては、二人とも全く同フォルムなので、色の対比が際立ちます。
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こんだけあからさまに色分けするってことは、
正尊イメージアップの意図があるのかしら。
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ところがドッコイ、義経義経義経で、汚れなき王子様のような風格。
むむー
撹乱されるーー
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ラストで正尊は、義経チームに捕縛されて、死刑にされるべく連行されちゃうんだけど、
正尊は最初から、そういう覚悟で臨んでたのかな?と思えてきました。
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頼朝から義経暗殺の指令が出たからには、どこかで血が流されない事には収まりが付かなそうだな、だったら自分の血でもしゃーないか、と思ってたんじゃないかと。
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ちょっとキリストちっくな気もします。
単純な勧善懲悪じゃないトコが、よいなあと思いました。
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ところで、立衆に清水義久くん&武田章志くんと、ティーンの子達が。
なんて頼もしく成長されたのでしょー
未来への希望を感じます!
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次回は2026年6月21日で、三郎太くんの「清経 恋之音取」と、
観世宗家の「大原御幸 庵室留」だそうです。
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