萬斎さん観賞と日本画修得の日々

吉祥寺で一棚だけの本屋さん(ブックマンション,145号,いもづる文庫)を始めました。お店番に入る日や棚のテーマ更新は、Instagramでお知らせします。

「国立能楽堂 12月 特別公演」を観る

12月25日、国立能楽堂へ、「国立能楽堂 12月 特別公演」を観に行ってきました。
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狂言「川上」
夫が万作さん、
妻が萬斎さん、
後見が月崎さん。
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萬斎さんは、白練地に花々が配された雪輪紋の縫箔。
ありがとうございます!
このお役にはその装束をお召しになられますように、と念じておりました。
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妻は、
「腐れ地蔵メが!」
とか暴言を吐いたり、
足を踏み鳴らしても、
醜悪には見えず、むしろ怒りの焔に包まれて、輝き増し増しに。
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夫のために身を引く、という選択肢は眼中になくて、
復縁したことで盲目に戻ってもいいのか、という夫に、「おーぉ、大事ない!」と言い放つ。
なんと揺るぎない強さなんででしょー
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そして、最後の
「さのみ嘆きたまいそとよ」という謡の場面がとても美しく。
国立能楽堂の橋掛りが長いおかげで、余韻の残り方も申し分無かったです。
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能「正尊(しょうぞん)  起請文・翔入」
正尊が観世宗家。
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義経が観世三郎太くん、
静御前(子方)は林小梅ちゃん、
義経に従う残りのメンバは、
江田源三(ツレ)の角幸二郎さん、
熊井太郎(ツレ)の坂口貴信さん、
弁慶(ワキ)の福王茂十郎さん。
婢(アイ)の裕基くん。
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正尊に従うメンバは、
姉和光景(ツレ)の林宗一郎さん、
8人の郎等(立衆)。
郎等は、
武田宗典さん、
関根祥丸さん、
武田祥照さん、
井上裕之真さん、
杉浦悠一朗さん、
武田崇史さん、
坂井音晴さん、
久田勘吉郎さん。
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笛が松田弘之さん、
小鼓が飯田清一さん、
大鼓が亀井広忠さん、
太鼓が金春惣右衛門さん。
地頭は岡久広さん。
後見は、武田宗和さん、
武田尚浩さん、
上田公威さん。
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囃子方地謡も後見も紋付裃。
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今回は、ワキ方が舞台上で装束をプチチェンジする場面があったのですが、福王知登さんが後見をなさり。
ワキ方の紋付裃のお姿が新鮮です。
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三郎太くんは、いかにも正統派な王子様のような風格。
正尊は、前場では白づくめの装束で、得体の知れない凄みが。
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そして、義経サイドの軍勢とと、正尊サイドの軍勢は、どっちもシテ方どうしなので、だれが義経サイドなのか混乱してきます。
番組表と照らし合わせながら観るのが、楽しい。
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戦いの場面は、様式化された美しさ。
切り伏せられたり、仏倒れした後に、各自がすっと起き上がって退出していくトコ、好きです。
死体だから動かない、なーんて拘りはナンノソノで、潔いのでした。
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