萬斎さん観賞と日本画修得の日々

吉祥寺で一棚だけの本屋さん(ブックマンション,145号,いもづる文庫)を始めました。お店番に入る日や棚のテーマ更新は、Instagramでお知らせします。

「清水義也 独立二十周年記念能」を観る

5月5日、観世能楽堂へ「清水義也 独立二十周年記念能」を観に行ってきました。
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会場入口では、番組表の他に解説冊子もいただきました。
これが舞台進行が細やかに説明されていて、とても親切なつくり。
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仕舞
高砂」関根祥丸さん
「清経 キリ」木月宣行さん
「羽衣 キリ」角幸二郎さん
「放下僧 小歌」(宗一郎改メ)林喜右衛門さん
「春日龍神」坂口貴信さん
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能 「花月
花月が観世三郎太くん。
当初予定の清水義久くんはお怪我とのこと。
旅の僧が御厨誠吾さん、
門前の者が万作さん、
笛が一噌隆晴くん、
小鼓が大倉伶士郎くん、
大鼓が亀井広忠さん!
後見が林喜右衛門さん
&関根祥丸さん。
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花月が恋の歌を謡う場面では、門前の者の肩に手を掛けて、二人で舞台を周ります。
この時、門前者をは扇で顔を隠すのですが、解説冊子によると、女性の役をしている事を意味するのだとか。
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仄かに色気がゆらめく雰囲気のお二人。
でも生々しくなくて、貼り替えたての障子のような清浄感。
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今年1月に「若菜」を観た際、「花月」を連想した事を思い出しました。
「若菜」の果報者&海阿弥も、なにやら思わせぶりな気配で。
でも、こちらも片方(果報者)が万作さんだと、やはり生々しくはならず。
万作さん効果絶大なり。。。
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仕舞
「老松」寺井栄さん
「定家」観世恭秀さん
西行桜」武田宗和さん
「融」山階彌右衛門さん
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独吟
近江八景」武田志房さん
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仕舞
「砧」観世宗家
船弁慶 キリ」観世三郎太くん
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「樋の酒」
太郎冠者が萬斎さん、
主人が裕基くん、
次郎冠者が高野さん、
後見が飯田くん。
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太郎&二郎冠者は、オソロの花束の肩衣。万作家の肩衣の柄としては既知のものですが、初めてみる色味。
新しく誂えられたのでしょうか。爽やかですてきです。
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萬斎さん太郎冠者からは、明るいエネルギーが燦々と大放出。
光合成ができて、メラニン活性化しました。
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道成寺 赤頭」
白拍子&蛇体が清水義也さん。
住僧が福王和幸さん、
従僧が村瀬慧さん&矢野昌平さん。
オモアイが太一郎くん、
アドアイが内藤くん。
狂言鐘後見が、裕基くん&深田さん&中村くん&飯田くん。
笛が竹市学さん、
小鼓が飯田清一さん、
大鼓が安福光雄さん、
太鼓が梶谷英樹さん。
後見が観世宗家&坂口貴信さん&武田尚浩さん。
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やっぱり道成寺は面白い!
鐘に飛び込むまでの妖しいオーラも、鐘からぬらり、と出てくる所も、存分に満喫しました。
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さて、今回の「道成寺」では、鐘の搬入は裕基くん、中村くん、飯田くん、深田さんの順列で。
そして、鐘釣は裕基くん&深田さん。
深田さんが滑車に綱を通し、それを裕基くんが受け取るお役目。
先月観た金春流では、アドアイ&オモアイが鐘を釣ってて、あれれ?と感じましたが、やはり観世流ではアイは鐘釣には参加しないようです。
にしても、裕基くんてば、全ての所作がきれい。
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鐘が落ちた後に、アイコンビが橋掛りで問答しあう場面、裕基くんが滑るように現れ、太一郎くんの背後へ。
衣紋の乱れを整えてサッと退出。
たったそれだけなのに、つい目で追ってしまいます。
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今回の公演は、裃マツリでした。
仕舞と独吟は、演者の方々、地謡ともに裃。
花月」は、囃子方&地謡&後見が裃。
「樋の酒」は後見が裃。
道成寺」は、囃子方&鐘後見&後見は長裃。
狂言方鐘後見&地謡が裃。
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ロビーに山井綱雄さんのお姿。普通にお洋服なのが新鮮でした。
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