萬斎さん観賞と日本画修得の日々

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「国立能楽堂十二月公演 特別公演」 を観る

12月24日、「国立能楽堂十二月公演 特別公演」を観に、国立能楽堂へ。
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狂言「野老(ところ)」
シテ(野老の精)が万作さん、
ワキ(旅僧)が萬斎さん、
アイ(所の者)が裕基くん、
笛が藤田次郎さん、
小鼓が飯冨孔明さん、
大鼓が國川純さん、
地謡が深田さん&高野さん&月崎さん&内藤くん。
後見が飯田くん、
幕が岡さん。
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野老とは、山芋の一種だそうです。
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お能の定番形と同様に、ワキの登場で始まりました。
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萬斎さんは、鶯色の能力頭巾、紫紺色の縷水衣、紫鼠色の無地熨斗目、茶の籠目模様の狂言袴の括袴。
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萬斎さんの水衣はおろしたてなのか張りがあり、袂が左右に大きく広がっていて、翼をひろげた黒い鶴のよう。
なんとエレガントなワキなのでしょー
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旅僧は所の者から野老の幽霊の話をきき、回向していると、そこへ野老の精が立ち現れました。
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黒頭に山芋の作り物を載せた冠、空吹の面、強めの色を組合せた格子の厚板の着流し、鍬のつくりものを肩にかついでいます。
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万作さんの佇まいがシャープ。御歳94歳の方の形容にシャープって不釣り合いな気がするけど。
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この日の万作さんは厚板の柄ゆきの強さも手伝ってか、直線的なラインが際立って美しく。
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演者の方々はあくまでもシリアスに演じられているので、油断してると悲壮な演目かと勘違いしてしまいそう。
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でも謡の詞章は遊び心があって、ふふっと静かに笑える顛末でした。
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能「綾鼓(あやのつづみ)」庭掃きの老人&老人の怨霊が大坪喜美雄さん、
女御が佐野弘宜さん、
臣下が宝生常三さん、
従者が石田幸雄さん、
笛が藤田次郎さん、
小鼓が大倉源次郎さん、
大鼓が國川純さん、
太鼓が三島元太郎さん、
小鼓後見は伶士郎くん。
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類曲に「恋重荷」がありますが、私には「綾鼓」の方しっくりきました。
守り神になるよりも、怨み続けるほうが自然だよなぁ、と。
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後シテの面はロビーの掲示によると「鼻瘤悪尉」だったようですが、それにしてはイケメンでした。
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