萬斎さん観賞と日本画修得の日々

吉祥寺で一棚だけの本屋さん(ブックマンション,145号,いもづる文庫)を始めました。お店番に入る日や棚のテーマ更新は、Instagramでお知らせします。

「国立能楽堂夏スペシャル ◎素の魅力」を観る

8月6日、国立能楽堂へ「国立能楽堂スペシャル ◎素の魅力」を観に伺いました。
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小舞「海老救川」
野村太一郎くん
地謡は、深田さん&高野さん&中村くん&内藤くん。
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狂言語「朝比奈」
万作さん
後見は飯田くん。
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途中で飯田くんや、萬斎さん(お姿は見えなかったけど)がプロンプターをなさる場面が。
万作さんならセリフに詰まったとて、違うセリフを発したとて、
それは万作さんじゃなく、
朝比奈のやった事に見えるんじゃないかと。
なので、プロンプターなしでも問題ない気もします。
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小謡「水汲」
新発意が萬斎さん、
いちゃが裕基くん。
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萬斎さんは、白の紋付の着物にライトグレーの袴。
裕基くんは、びゃくろく色の紋付の着物にライトグレーの袴。
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なんて涼やかなお二人!
一幅の絵のよう。
着物は麻らしき質感。
所作はなさらずに座って、謡と一部の会話のみを交わす形式でした。
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以前に狂言としての同曲を太一郎くんのシテで拝見した時は、軽めの男子というノリだったけど、
今回の萬斎さんは、もう少し仄暗い情感をまとっておられ。
これがとても素敵でした。
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袴能「砧」
芦屋の妻&芦屋の玉の霊が
観世恭秀さん、
夕霧が坂口貴信さん、
芦屋某が福王茂十郎さん、
従者が矢野昌平さん、
下人が石田幸雄さん、
笛が藤田次郎さん、
小鼓が観世新九郎さん、
大鼓が佃良勝さん、
太鼓が三島元太郎さん。
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前シテはテールグリーンの着物、
後シテは水柿色の着物。
鶴のように枯れた佇まいが味わい深いです。
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夫に向かって片手を差し伸べてズイッと迫る所作も生々しくなくて、
漂白されて不要なものが洗い流された感が。
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直面なのに、こんな砧のシテができるなんて、お歳を重ねられた方ならではでしょうか。
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