萬斎さん観賞と日本画修得の日々

吉祥寺で一棚だけの本屋さん(ブックマンション,145号,いもづる文庫)を始めました。お店番に入る日や棚のテーマ更新は、Instagramでお知らせします。

「能を知る会 東京公演」を観る

9月14日、観世能楽堂へ「能を知る会 東京公演」を観に行ってきました。
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講演「紫の女人たち〜六条御息所と葵上」
葛西聖司さん
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仕舞
「浮舟」中森貫太さん
「野宮」観世喜正さん
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狂言因幡堂」
男が萬斎さん、
妻が中村くん、
後見が月崎さん。
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妻が酒豪ってだけで、妻の留守中にこっそり離縁しちゃうって、横暴すぎる気がします。
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なので、妻の報復には、
おー、やったれ!
と内心で喝采してました。
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昔って、こんな理不尽な事が、普通にあったのかも。
で、理不尽だなー、と思ってる女子たちに、こういう曲が支持されていたのかも。
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で、その報復ですが、夢のお告げのマッチング相手になりすまして、元・妻が待合せに現れるという。
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恥じらってる態で顔を隠したまま盃を交わすのですが、盃をクイックイッとさせて、オカワリを催促する場面が楽しく。
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対する萬斎さんは、
うーん、想像してた出逢いとなんか違う。。。
こんなはずじゃないのになぁ、
・・・という様子。
情けなくて可愛いかったです。
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能「葵上 梓之出」
六条御息所ノ精霊が中森健之介さん、
巫女が石井寛人さん、
横川小聖が福王和幸さん、
臣下が矢野昌平さん、
下人が岡さん、
笛が杉信太朗さん、
小鼓が飯田清一さん、
大鼓が広忠さん!
太鼓が林雄一郎さん。
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前シテの面が、﨟󠄀たけた風情で美しかったです。
装束は、練色ベースの七宝繋の唐織に、黒地に丸紋の縫箔の腰巻。
ホワイトベースだと高貴な雰囲気なだけに、葛藤を抑圧してる感が強調される気がします。
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終演後の質疑応答で貫太センセが仰ることには、
今回の公演チラシに写ってるの赤系唐織だと、道成寺の披きの時と全く一緒になっちゃうからイヤダ、
・・・と健之介さんが仰ったそうで、
師匠家からお借りしたのだとか。
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質疑応答では、他にも装束がらみの話題が出ました。
シテ方が水衣を着ける場合は、その時にワキ方も水衣であれば、色が被らないわうに、当日に調整しあったりするのだとか。
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今回は、質問が途切れなく挙がり、面白かったです。
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大鼓は手が痛くないのですか?、なんて質問も。
痛くないはずはないです、と、貫太センセ。
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その事例として、貫太センセが乱能で大鼓を勤められた後は、1週間お箸が持てなかった、というエピソードをご紹介くださり。
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ひー
やっぱり痛いのかぁ。
お社中会とかで、広忠さんがとんでもない曲数を打たれることがあるけど、いったいどうなってるのでしょう。
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