はじめてシネマ歌舞伎観なるものを観ました。
ゴールデンウィーク前に駆け込みで上の巻を、そして本日、下の巻を。
権助から極悪人の魅力が滴ってる〜!
凄みのある色気に参りました。
深窓のお嬢様の桜姫が惹かれてしまう、という設定にも、不思議と説得力が。
清玄は上の巻では、まあ普通だったんだけど、なりふり構わず桜姫に迫る辺りから、壮絶な最後までがイイ!
桜姫は、とにかく美しくて、しかもチャーミング。
遊女になってからが特別に可愛らしい。
そして、お二人の決め(?)の構図が、どれもこれも様式美に満ちていました。
うわー
綺麗〜、
そのまま、そのまま、
ちょっと一時停止してー、と念じると、ちゃんと一時停止してくれる、と。
歌舞伎を観たのは、たぶん30年ぶりくらい。
その時も玉三郎さんでした。
久しぶりに玉三郎さんを観てガッカリしたら悲しいな、と少し懸念もありましたが、とんでもない!
素晴らしいかった!!です!!!!!