
5月18日、矢来能楽堂へ「第零回 イデア狂言」を観に行ってきました。
-
この耳慣れない名前の会は、なんと、野村裕基くん主催の会なのです。
私が狂言を見始めた時は、ちいちゃい小学生だった裕基くんが!
-
見所の中には、
小学生時代どころから、もっと遡って、子猿デビュー時代から見守ってこられた方々もおられた事でしょう。
-
そんな感慨組も多そうな一方で、大学生くらいの若者たちも多く来場されていました。
-
ご挨拶・解説も、裕基くんご当人が。
お役を離れた裕基くんがお話しなさる、というのがめちゃくちゃ新鮮!
-
ドキュメンタリーとかで話されるのは見聞きしたことはあったけど、こーんなに沢山お話しなさるんだぁ、と。
-
今回は「第零回」という位置付けで、次なる「第壱回」は2026/5/10、国立能楽堂です、という話の流れから、
国立はキャパが大きい事に言及され。
-
ご自身の年齢(今25歳)くらいだと、「国立を満席にするのは難しいとされていますが」
と前置きされたうえで、
-
去年は、同い年の中村鷹之資さんが2回公演で国立を満席にされたんです、と。
-
「すげーなと思いつつ、いや、ぼくだって出来るだろう」
と考えての、国立セレクトだそうです。
攻めの姿勢が頼もしいー!
-
小舞「菊の舞」
万作さん
地謡が、深田さん、高野さんら中村くん、内藤くん、飯田くん。
-
小舞の時間(5分)は、裕基くんのお着替えタイムでもあるわけですね。
黒紋付から、次の演目の茶屋コーデ(段熨斗目&長裃)へと。
-
狂言「萩大名」
大名が萬斎さん、
茶屋が裕基くん、
太郎冠者が太一郎くん、
後見が月崎さん。
-
茶屋をなさる裕基くんは、初見でした。
-
大名さまも茶屋も、長袴を捌く所作が優美。
会話のキャッチボールのごとく、長袴の翻し合いをなさる!
-
ベルサイユ宮殿とかで、貴婦人たちが羽根つき扇を揺らめかせてるくらいの、ゴージャス感。
-
大名さまは、物覚えはダメダメだけど、袴捌き能力は備わっているのですね。
-
「悪太郎」
悪太郎が裕基くん、
伯父が石田さん、
僧が万作さん、
そして後見は・・・萬斎さん!
ひゃー
贅沢てんこもり。
-
裕基くん演ずる悪太郎は、何かっていうと突っかかりたいお年頃、という風。
というか、伯父の包容力や性格を分かったうえで、駄々をこねてる感も。
-
甘えているのだな。
うくーぅ
かわいい。。。
背は高いんだけど、ちょっと頼りなげな風情もあり。
-
そして、今回の公演には、犬童監督、大槻裕一くん、鷹之資くんが観にいらしてました。
-
裕一くんと鷹之資くんは連れ立っておられ、お二人とも黒ずくめのスーツ姿。
このお二方と認識せずに、ふと目が惹きつけられ、ワンテンポ遅れて、ナニモノなのか気付いたのでした。
-
そうか!
裕基くんは、鷹之資くんが聴いておられることを承知のうえでの
「ぼくだって出来るだろう」発言だったのですね。
-
#矢来能楽堂
#イデア狂言
#野村裕基
#萬斎
#万作
#菊の舞
#萩大名
#悪太郎