萬斎さん観賞と日本画修得の日々

吉祥寺で一棚だけの本屋さん(ブックマンション,145号,いもづる文庫)を始めました。お店番に入る日や棚のテーマ更新は、Instagramでお知らせします。

「第3回 DenBun能 夜の部」を観る

11月17日は、国立能楽堂の「万作を観る会」の後は、
矢来能楽堂へ。
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体力やら腰痛やらを考慮すると、ハシゴは避けるべきなのですが、
出演陣のお顔ぶれを知ってしまったら抗えず。
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伺ったのは、「第3回 DenBun能 夜の部」。
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お話 味方玄さん。
井筒の解説をしてくださる中で、謡の一節を歌ってくださったのですが、声色がガラッと急変。
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お話されているときは、柔らかく可愛いらしいお声なのに、謡のお声は重低音。
声色のスイッチングが「寝音曲」みたいでニマニマしちゃいます。
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仕舞
「花筐 クルヒ」谷本健吾さん
「鵺」武田祥照さん
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能「井筒」
里女&在常ノ娘が味方玄さん、
旅僧が宝生欣哉さん、
里人が萬斎さん!
笛が竹市学さん、
小鼓が大倉源次郎さん、
大鼓が広忠さん!
地謡は、観世喜正さんを地頭に、小早川康充さん、
武田崇史さん、
小早川泰輝さん、
武田祥照さん、
谷本健吾さん。
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夢のような時間でした。
神々が三々五々に集って、ふと饗宴になった、という風。
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観る側の私は、井筒の物語を楽しみつつ、それを紡ぎ出す神々のご様子にも耽溺いたしました。
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同じ神様たちが、またあの矢来の空間に集う事があったら、もーぅ絶対に駆けつけます!
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