10月17日、「第38回 月窓寺 吉祥寺薪能」を観に行ってきました。
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主催元の会長さんと、副市長さんからのご挨拶。
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狂言解説 高野さん
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たのしい解説で、会場は一気に朗らかムードに。
師匠(万作さん)は、なんと93歳なんですよ、とのお話も。
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火入れの儀
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仕舞「野宮」観世宗家
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狂言「樋の酒」
太郎冠者が万作さん、
次郎冠者が萬斎さん、
主が中村くん、
後見は飯田くん。
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酒宴になり、万作さんが余興で「七つ子」を舞ったのですが、これが何とも味わい深く。
軽やかでありながら、足拍子や扇の返しにキレがあり。
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地謡の萬斎さんのお声と相まって、最高の秋宵の宴に。
私も宴に参加してると錯覚してしまう。
これって、会場中が同じ錯覚に陥ってたんじゃないかと。
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だって、万作さんが「七つ子」を舞い終えられた時、会場が拍手がわいちゃったくらいですから。
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今この場所に集ってる方々と、幸せな時間を共有してるんだなぁ、と一体感を感じました。
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能解説 中村雅之さん。
この演目の推しポイントとして、相舞への愛を語ってくださり。
好きな事を語ってるっていう熱量が伝わってきました。
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能「小袖曽我」
兄・曽我十郎祐成が観世三郎太くん、
弟・曽我五郎時致が関根祥丸さん、
兄弟の母が角幸二郎さん、
兄弟の乳母・春日局が裕基くん。
笛が杉信太朗さん、
小鼓が飯田清一さん、
大鼓が広忠さん!
地頭が観世宗家。
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吉祥寺駅から徒歩の場所から、900年前の曽我兄弟の時代にタイムスリップしました。
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劇的に展開するお話に、かっこいいお囃子がピッタリ。
その一方で、最後の方の叙情的な謡が心地よく。
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そして、裕基くんが美少女!
兄弟の乳母なんだから、アラフォーくらいのはずなんだけど。
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本舞台上での裕基くんのポジションが絶妙な角度で、闇と篝火で形成される稜線がドラマチックなこととゆったら!
裕基くんのためにライティング調整したんですか?、と言いたくなるくらい。
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今回は、私が棚主をしている吉祥寺のブックマンションの棚主さんお二人と、更に私の友人お二人も一緒に、参加しました。
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こちらの薪能には10年以上前から伺っていましたが、去年から入居したブックマンションを通じてこんなご縁に発展するなんて、不思議なことです。
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