萬斎さん観賞と日本画修得の日々

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「青山能」を観る

5月29日、銕仙会能楽研修所へ「青山能」を観に行ってきました。
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大河ドラマきっかけで源氏物語がらみのお能に興味が沸き、「源氏供養」が観てみたくなり。
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里女&紫式部が長山桂三先生。
安居院法印をが野口能弘さん、
従僧が野口琢弘さん&渡部葵さん。
笛が八反田智子さん、
小鼓が曽和伊喜夫さん、
大鼓が大倉慶乃助さん。
地謡は、 浅見慈一さんを地頭に6人編成。
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前シテの唐織には金糸の源氏雲が配されて、源氏絵ちっくな雰囲気。
源氏雲のエリアには七宝模様みっしりで、可愛い。
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後シテは、古代紫の長絹に、朱色の大口。
何という型なのか分からないのですが、開いた扇を前方に差し伸べた姿が美しかったです。
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面は、少し困ったような優しげな面差しかと思うと、キリリとした芯の強さがかすめたりと、様々に表情が変化します。
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ラストに紫式部は、実は自分は石山観音の化身で、この世は夢、と人々に知らせる為に源氏物語を書いたのだ、と明します。
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めちゃくちゃ遠大な計画!
観音の化身であっても、何でも思うがままって事ではないでしょうから、目的達成のために色んな試行錯誤をしたのかも。
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紫式部は、当初は頭が良すぎて同僚に疎まれたので、途中からは、そうじゃないキャラを演じて同僚に仲良くしてもらった、と何かで読んだ記憶があります。
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それもこれも、最終目的への手段だったのかぁ。
そりゃ"キリリ"を隠し持っているワケですね。
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面は、番組表によると、甫閑作の孫次郎とのことでした。
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