萬斎さん観賞と日本画修得の日々

吉祥寺で一棚だけの本屋さん(ブックマンション,145号,いもづる文庫)を始めました。お店番に入る日や棚のテーマ更新は、Instagramでお知らせします。

「能を知る会 東京公演」を観る

9月23日、観世能楽堂へ。
伺ったのは、「能を知る会 東京公演」。
狂言お能が1曲ずつ、というシンプルな番組。
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狂言は、「重喜(じゅうき)」

響きはイカついけど、これはお寺の小僧さんの名前。
なつ葉ちゃんが演じました。
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そのお寺の住持が萬斎さん。
白い着物の着流しという装束なんだけど、これって、ステテコ的な部屋着の位置付けなのかしら。
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萬斎さんの場合、白衣装=ボレロのイメージがある上に、気品増し増しになっちゃうので、フォーマルな服装に見えてしまう。
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そのビジュアルなのに、俗物キャラ、というギャップがチャーミングでした。
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重喜は、言動がAIちっく。
この曲ができたのは遥か昔のはずだけど、AIに振り回される人間を描いた、当時のSFだった、なんてことはないかな。
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お能は「鞍馬天狗」。
シテが中森健之介くん、
アイが野村裕基くん、
ワキが福王和幸さん。
牛若丸を含め子方ちゃんが6何も。
囃子方は、亀井広忠さん&飯田清一さん& 林雄一郎さん&熊本俊太郎さん。
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裕基くんが余興として「風車」という舞を披露する場面があるんだけど、キレッキレでカッコよかった!
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