萬斎さん観賞と日本画修得の日々

吉祥寺で一棚だけの本屋さん(ブックマンション,145号,いもづる文庫)を始めました。お店番に入る日や棚のテーマ更新は、Instagramでお知らせします。

「狂言ござる乃座 65th」を観る

3月27日、国立能楽堂へ。
最初に萬斎さんによる解説。
なんという贅沢!
ござるで解説してくださるなんて久しぶり。

小舞

「七つ子」深田さん、
「暁」高野さん。
地謡は、中村くん&内藤くん&飯田くん&岡さん。

狂言「棒縛」
太郎冠者が裕基くん、
主が石田幸雄さん、
次郎冠者が淡朗くん。
後見が月崎さん。

裕基くんは手足が長いためか、棒に縛られた姿は見映えします。
縛られたままの舞も、直線的なラインが際立ち、ダイナミックかつシャープ。

そして、謡の響きも美しい〜

特に、影はふたり・・・の辺の謡がすてき。

狂言「八句連歌
貧者が万作さん、
何某が萬斎さん。
後見が高野さん。

舞台の上で私の敬愛するお方が、大好きなお方の名前を呼ぶのを聴くのって、なんて嬉しいんでしょー

その逆も然りで、
大好きなお方が、私の敬愛するお方の名前を口になさるのを聴くのも、また嬉し。

マンサイ、だの。
マンサク、だのと。

風にそよぐ野の花のような演目。サラリとしつつも芳しい空間でした。

素囃子「早笛・舞働」
大鼓が原岡一之さん、
小鼓が田邊恭資さん、
太鼓が、桜井均さん、
笛が一噌幸弘さん。

狂言「田植」
神主が萬斎さん、
早乙女が、太一郎くん&内藤くん&中村くん&飯田くん&裕基くん。
囃子方は素囃子と同メンバ。
後見が深田さん&岡さん。

柔らかく優しい謡にうっとり。
春霞ただよう山波が、幾重にも連なっていくかのよう。
まさに今の季節にふさわしい曲!

帰宅後、余韻に浸りたくなり、公演パンフの田植の詞章を開いてみました。

おお!
あの優しい雰囲気が紙面に漂い出てくる〜
舞台を観る前に目を通した時は、ただの文字だったのに。