この夏のある日、リビングに文庫本が積んであり、
???と思ってタイトルを見ると
「ソロモンの偽証」。
「これ!
ちょうど読みたかったやつ!!
どうしたの?」
とテンション大の私。
「面白かったから、読んだ方がいいと思ってさ」
と、ローテンションの夫。
「タイミング良すぎ!
裕基くんが・・・裕基くんて萬斎さんの息子さんなんだけど、
今度このドラマに出るっていうから、予習しとこうと思ってたんだよー」
夫は、ドラマのことは知らなかったらしい。
が、この会話の後に検索したみたいで、
「その野村ナントカ君は、柏木くんの役をやるようだね」
と、意味ありげな言い方をする。
で、とにかく読み始めたわけです。
そしたら、めちゃくちゃ面白くて。
法廷モノ(こんな言葉ある?)って、なにやら難解そうだから、読むのがシンドイかも、と懸念があったけど、
全くの杞憂で。
むしろ、読み始めると止まらなくなるのが問題だった。
会社から帰って夕食・お風呂を済ませると、だいたい23時半。
そこから、前夜の続きを読みはじめる。
25時すぎで我慢してページを閉じ、次の夜に続く、
という繰り返しでした。
かなり分厚く、6巻ぞろいなので、このルーチンがなかなか途切れなくて、ヘトヘトながらも楽しい寝不足の日々でした。
ネタバレになってしまうので、具体的なことは書けませんが、ますますドラマが楽しみになりました。
wowowにて、10/3、22:00放映スタートだそうです。
第6巻には、「ソロモンの偽証」のサイドストーリー的な
「負の方程式」が収録されていて、こちらも面白い。
読みおわってしまった~、という喪失感を癒してくれます。