先日は、2018萬斎さん「古典曲部門ベスト15」をピックアップしたので、今度は「非古典曲部門ベストテン」を考えてみたいと思います。
●1位
「三番叟 FORM II」(1/2,1/3,東京国際フォーラム)での三番叟。
https://yaplog.jp/2109447/archive/947
古典部門でも強豪だった三番叟は、こちらの部門でもヤハリ強い。
2019年は新たな趣向となり、FORM III とはなりませんでしたが、
望みを捨てずに待っております。
お正月でなくても、他の時でもいいですよぉ
●2位
「平清盛生誕九百年記念公演 第29回平家物語の夕べ(昼の部)」(6/29,国立能楽堂)での『「子午線の祀り」より』の知盛。
https://yaplog.jp/2109447/archive/989
2017年のセタパブ版より、知盛サマは抑えぎみの演技で、そこが殊に好みでした。
場所が能楽堂だから、というだけでなく、2月に魯迅の役をなさったことも、抑えの演技に関係してるのでしょうか。
そうとなれば、魯迅を経ての「子午線の祀り」(フルバージョン)、観てみたいものです。
●3位
「狂言劇場
特別版『楢山節考』(Aプロ)」(6/30,世田谷パブリックシアター)での「楢山節考」の烏。
https://yaplog.jp/2109447/archive/991
烏サマは、けっして出番が多いわけでも無く、セリフも「コーカー」しかないんだけど、禍々しく、同時に神様のようなトコが、とにかく好き。
●4位
「狂言劇場
特別版『鷹姫』(Bプロ)」(6/23,世田谷パブリックシアター)での「鷹姫」の空賦麟。
https://yaplog.jp/2109447/archive/987
萬斎さんが王子様って、ドンピシャすぎる配役!
エキゾチックな御召物も、とてもお似合いになりますーー
●5位
「万作を観る会 −法螺侍− <第一日>」(11/21,国立能楽堂)での「法螺侍」の太郎冠者。
https://yaplog.jp/2109447/archive/1017
生活を楽しんでいる、活き活き感が魅力的な太郎冠者サマ。
こんなタイプが同僚なり、ご近所さんなりに居たら、周りじゅうが活性化するんじゃないかと。
●6位
「シャンハイムーン」(2/18,2/22,2/25,3/3,3/7,3/11、世田谷パブリックシアター)の魯迅。
https://yaplog.jp/2109447/archive/967
猫背という姿勢を、型として美しくみせる、という高等テクニックのオンパレードを楽しむ日々でした。
●7位
「ノンフィクションW 野村家三代 パリに舞う〜万作・萬斎・裕基、未来へ」(11/11,wowow放映)へのご出演。
TVの前でキャーキャー叫びながら観賞いたしました。
裕基くんをビシビシ鍛えるオニの形相も、大好きです。
●8位
「東京202東京2020大会開会式・閉会式記者会」(7/31,TV放映)へのチーフ・エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターとしてのご出演。
今更ながら、何とお話が上手な方なんだろう、と感動しました。
質問されたことに対して、きちんと言葉を選んで論理的にお話をされ。
また、解説に同席された他の方々の言葉の端々に、萬斎さんへの親愛の情が感じられ、ファンとしては何重にもうれしい日となりました。
●9位
「にほんごであそぼ スペシャルコンサート in 出雲
〜にっぽんづくし〜」(11/23,Eテレ、12/1,BS)へのご出演。
ありがとうボレロ!
ボレロをなさった、ということを差し引いても、裕基くんと一緒に楽しそうに全力投球されているご様子が、何度観みても幸せになれます。
●10位
「現代能 陰陽師 安倍晴明 〜晴明 隠された謎…」(9/7,新宿文化センター)での安倍晴明。
?https://yaplog.jp/2109447/archive/1005
晴明サマのビジュアルと、所作の美しさを堪能。
特に手がキレーったらない。
以上、非古典曲部門ベストテンでしたーー
なお、ランクから漏れてしまいましたが、下記の映像のお仕事も、とても嬉しく拝見しました。
・4/14 ,勝呂サマ
・BOSSの赤穂浪士CM
・BOSSの関ヶ原CM
・12/31,NHK紅白歌合戦の審査員
「古典曲部門ベスト15」は、こちら↓。
https://yaplog.jp/2109447/archive/1029