萬斎さん観賞と日本画修得の日々

吉祥寺で一棚だけの本屋さん(ブックマンション,145号,いもづる文庫)を始めました。お店番に入る日や棚のテーマ更新は、Instagramでお知らせします。

「第十二回 佐久間二郎 能の会 三曜会」を観る

12月3日、国立能楽堂で「第十二回 佐久間二郎能の会 三曜会」を観てきました。-狂言は、「腰祈」。お能に登場する山伏の装束との違いを見て欲しい、という佐久間先生の意図で、お願いした選曲だそうです。-祖父が万作さん。その孫である山伏を、リアル孫の裕…

いもづる文庫からのお知らせ

私が一棚オーナーをしている本屋「いもづる文庫」(棚番:145号)より、お知らせです。-11月26日 15時から、吉祥寺の「ブックマンション」にお店番に入ります。こちらのブックマンションでは、一棚オーナーが持ち回りでお店番をしています。-当日は、「いもづる…

「万作を観る会」に行く

11月23日、国立能楽堂にて「万作を観る会」を楽しんで来ました。 -「蝸牛」太郎冠者が萬斎さん、山伏が裕基くん、主が深田さん、後見が高野さん。 - 萬斎さん&裕基くんの身体性が鮮やか。 お二人のパワーバランスが、実世界とは逆転してるのも楽しい。 - こ…

「銕仙会 11月 定期公演」を観る

11月10日、宝生能楽堂へ、銕仙会の定期公演を観に行ってきました。-「粟田口」大名が萬斎さん、太郎冠者が高野さん、すっぱが太一郎くん、後見が内藤くん。-萬斎さんは、すっぱを2つの名前で交互に呼びます。謡のように節をつけて、ドラマチックに。-「法師…

「第七回 文の会」を観る

10月29日、観世能楽堂で「第七回 文の会」を観てきました。-「松風」。松風が武田文志さん、村雨が関根祥丸さん、旅僧が大日向さん、浦人が中村くん。-めちゃくちゃ素敵でした。特に地謡が。私のお席は、地謡の後列も手前側お二人までがシッカリ見える、とい…

ブックマンションでお店番をする

今日は、吉祥寺のブックマンションでお店番をしました。-お店は地下一階にあるのですが、外階段に面した硝子ドアから入ってくる陽射しが綺麗でした。時間と共に陽が当たるエリアが推移していく様を楽しみながら、ゆったり過ごしました。- 今回は、お店の入口…

翁&三番叟の関連本フェアやります

本日(10/26)は、吉祥寺のブックマンションのお店番に参りまして、「翁」&「三番叟」関連本フェアいたします。 -お店当番は少し多めにスペースを使えるので、「いもづる文庫」に置ききれない分を、本日のみ多めに並べたいと思います。 -BGMも、三番叟などの能…

「いもづる文庫」のテーマ入れ替えのお知らせ

私が細々と営んでおります一棚だけの本屋「いもづる文庫」(棚番:145号)より、お知らせです。 -秋も半ばを過ぎ、年明けに各地で上演される翁や三番叟へのワクワクが、高まってまいりました。-そこで、次なる棚のテーマは、「翁&三番叟」にしたいと思います。…

「いもづる文庫」のテーマ入れ替えのお知らせ

私が細々と営んでおります一棚だけの本屋「いもづる文庫」(棚番:145号)より、お知らせです。 -秋も半ばを過ぎ、年明けに各地で上演される翁や三番叟へのワクワクが、高まってまいりました。-そこで、次なる棚のテーマは、「翁&三番叟」にしたいと思います。…

「第37回 月窓寺 吉祥寺薪能」を観る

10月17日、月窓寺の「吉祥寺薪能」へ行って参りました。-狂言は「昆布売」。万作さんの昆布売に、萬斎さんの大名、という贅沢な配役。-昆布売りソングをレクチャーされると、大名さまはたちまち修得して即、実践。なんと佳いお声〜-むしろ教え手よりも上手い…

「第二十三回 久の会 鵜澤雅 二十七回忌追善能」を観る

10月9日、宝生能楽堂で「第二十三回 久の会 鵜澤雅 二十七回忌追善能」を観てきました。-「姨捨」のアイが、これぞ萬斎さま!な凄みの語りでした。-装束は、空色の段熨斗目に、ウニちっく模様の鉄紺の長裃。はいっその長裃をお召しくださるに違いない、と願…

「狂言 ござる乃座 68th」(10月8日)を観る

極上の「武悪」を観ました!伺ったのは、国立能楽堂で開催された「狂言 ござる乃座 68th」。-主が万作さん、武悪が萬斎さん、太郎冠者が裕基くん、後見が飯田くん。-裕基くんが、めちゃくちゃ良かった!前半、主と幼馴染の間で苦悩する様子は、ストレートプ…

トークイベント付き「能 狂言『鬼滅の刃』」展に行く

10/2は、横浜能楽堂で、トークイベント付き「能 狂言『鬼滅の刃』」展を聴講してきました。 -まずは、萬斎さんがお一人で、今回の作品全編を通しての解説というか、演出の思いを語ってくださり。-観客が理解できるよう、どこまで歩み寄るのか、という匙加減…

トークイベント付き「能 狂言『鬼滅の刃』」展に行く

10/2は、横浜能楽堂で、トークイベント付き「能 狂言『鬼滅の刃』」展を聴講してきました。 -まずは、萬斎さんがお一人で、今回の作品全編を通しての解説というか、演出の思いを語ってくださり。-観客が理解できるよう、どこまで歩み寄るのか、という匙加減…

「能 狂言『鬼滅の刃』」(神奈川公演・千秋楽)を観る

10/3は、 「能 狂言『鬼滅の刃』」の大千秋楽でした! たのしさテンコ盛りでしたーー-今回はカーテンコールまで!!なんて大サービスをしてくれんだぁしかも、広忠さんも一緒だなんて!!!ひゃふぉーーーっリラックス裕基くんがキラキラしてるぅ・・・と、…

「能 狂言『鬼滅の刃』」(神奈川公演・初日)を観る

9/30、横浜能楽堂へ、「能 狂言『鬼滅の刃』」を観に行ってきました。 -古色蒼然とした横浜能楽堂の柱や梁が青白くライティングされると、いつもの優美さとは、また一味違った美しさが立ち現れてきました。-この照明に、スタイリッシュなお囃子が、めちゃく…

「能を知る会 東京公演」を観る

9月23日、観世能楽堂へ。伺ったのは、「能を知る会 東京公演」。狂言とお能が1曲ずつ、というシンプルな番組。-狂言は、「重喜(じゅうき)」。響きはイカついけど、これはお寺の小僧さんの名前。なつ葉ちゃんが演じました。-そのお寺の住持が萬斎さん。白い着…

「田崎隆三・甫 二人の会」を観る

9/18、宝生能楽堂へ、 「田崎隆三・甫 二人の会」を観に行ってきました。-「木賊」、初めて観ました。まるで「弱法師」の親子逆転バージョンのような曲。宝生流では、なんと20年ぶりの上演なのだとか。-なぜ、ツレも、ワキツレも3人づつ出てくるのか、謎のあ…

ブックマンションで初お店番をしました

本日は、ブックマンションでお店番をしました。-父の生家が本屋だったため、小学生のころ祖母の隣でお店番の真似ゴトをしたことはありましたが、真実のお店番は人生初めてです。-今回は、萬斎さま関連本フェアを開催しました。-入口にフェアの案内を貼ったり…

吉祥寺ブックマンションで、萬斎さま関連本フェア開催中です

9月13日、本日のブックマンション、オープンしました。本日のみ、萬斎さん関連本フェアやってます!

万作さん&萬斎さんの「菊の花」を観る

宝生能楽堂で、万作さん&萬斎さんの「菊の花」を観ました。伺ったのは、「宝生月浪能 特別会」。-万作さんが、自分の主人の萬斎さんに無断で都見物に行ってしまい、帰ってきたところから始まります。-まったくオマエは〜と主人は怒りますが、結局は許してあ…

万作さん&萬斎さんの「菊の花」を観る

宝生能楽堂で、万作さん&萬斎さんの「菊の花」を観ました。伺ったのは、「宝生月浪能 特別会」。-万作さんが、自分の主人の萬斎さんに無断で都見物に行ってしまい、帰ってきたところから始まります。-まったくオマエは〜と主人は怒りますが、結局は許してあ…

9/13能楽CDプレゼント企画

先ほどご案内した萬斎さま関連本フェア(9/13開催)に絡んで、プレゼント企画のご案内です。-萬斎さま関連本をお買い上げの方へもれなく、能楽CDをプレゼントいたします。-萬斎さまの本に限らず、私が棚オーナーをしております145号の棚(いもづる文庫)の本をお…

1日限りの萬斎さま関連本フェアやります

9月13日に、吉祥寺のブックマンションで、萬斎さま関連本フェアをいたします。-1日限りのフェアとなりますが、お近くにおいでの方がおられましたら、お気軽にお立ち寄りくださいませ。 9/13は、13:00〜18:00で営業いたします。 -こちらのブックマンションで…

"国立能楽堂開場40周年記念 企画展「楽器名品展」"を観る

能楽囃子の楽器展を観てきました。-伺ったのは、"国立能楽堂開場40周年記念 企画展「楽器名品展」"。-鼓胴にびっしり蒔絵が施されていて、地の色が識別できないものも。-所蔵元は、大倉源次郎さんやら、三島元太郎さんやら、名だたる能楽囃子方のお名前が散…

萬斎さんの翁つき三番叟を観る

死ぬ前に何か1つだけ観れるなら何を観たい?と訊かれたら・・・私は即答できます。「萬斎さんの翁つき三番叟!付け加えるなら、大鼓は亀井広忠さんで、面箱は野村裕基くんであらまほしい」と。-この度、その望み全部入りの「翁」を観てきました。-伺ったのは…

萬斎さんの翁つき三番叟を観る

死ぬ前に何か1つだけ観れるなら何を観たい?と訊かれたら・・・私は即答できます。「萬斎さんの翁つき三番叟!付け加えるなら、大鼓は亀井広忠さんで、面箱は野村裕基くんであらまほしい」と。-この度、その望み全部入りの「翁」を観てきました。-伺ったのは…