萬斎さん観賞と日本画修得の日々

吉祥寺で一棚だけの本屋さん(ブックマンション,145号,いもづる文庫)を始めました。お店番に入る日や棚のテーマ更新は、Instagramでお知らせします。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「能を知る会 東京公演」を観る

9月23日、観世能楽堂へ。講演 「男のドラマ 女の運命~安宅~」 葛西聖司 さん狂言「今参」大名が萬斎さん、太郎冠者が太一郎くん阪東方の者が中村くん後見が内藤くん。冒頭の講演での葛西さんのご説明によると、"今参"とは、"今、参りました"という新参者を…

「七代目杵屋和吉襲名披露公演」を観る

9月19日、国立劇場大劇場へ。私には未知なる長唄の会だったのですが、大トリに萬斎さんが三番叟を踏まれると知り、これは行かねば、と。袴三番叟でした!茄子紺の紋付に、京紫の細縞の袴、京紫&シルバーのウロコ模様の角帯。袴は、広忠さんブラザーズとオソ…

「第10回 坂口貴信の会」を観る

9月17日、観世能楽堂へ。お話リンボウ先生。能楽では、悲壮感を出したい時は、だいたい漢詩を使うんです、とのこと。パターンとして捉えるという発想が面白いです。今後はお能に漢詩が出てくる度に、リンボウ先生説が当てはまるか検証してみるという楽しみが…

「第47回 朋之会」を観る

9月10日、観世能楽堂へ。 おはなし 武田文志さん 舞囃子「高砂」松木崇俊さん。紺&青の青海波の長襦袢が華やか。 笛が藤田貴寛さん、小鼓が森澤勇司さん、大鼓が安福光雄さん、太鼓が桜井均さん。能「鶴亀」皇帝が武田宗典さん、鶴が武田祥照さん、亀が武田…

「第47回 朋之会」を観る

9月10日、観世能楽堂へ。 おはなし 武田文志さん 舞囃子「高砂」松木崇俊さん。紺&青の青海波の長襦袢が華やか。 笛が藤田貴寛さん、小鼓が森澤勇司さん、大鼓が安福光雄さん、太鼓が桜井均さん。能「鶴亀」皇帝が武田宗典さん、鶴が武田祥照さん、亀が武田…

「第47回 朋之会」を観る

9月10日、観世能楽堂へ。 おはなし 武田文志さん 舞囃子「高砂」松木崇俊さん。紺&青の青海波の長襦袢が華やか。 笛が藤田貴寛さん、小鼓が森澤勇司さん、大鼓が安福光雄さん、太鼓が桜井均さん。能「鶴亀」皇帝が武田宗典さん、鶴が武田祥照さん、亀が武田…

「未来につながる伝統ー能公演ー」を観る

9月4日、宝生能楽堂へ。スペシャルトーク佐野登さん&会津の大川荘の社長さん&佐賀の矢野酒造の会長さん。司会は本田勝之助さん。佐野登さん以外の御三方は、佐野さんの素人のお弟子さんという御関係とのこと。矢野酒造が所在する地域には、趣味が高じて自分…

「夏のめぐろ狂言」を観る

8月28日、めぐろパーシモンホールへ。深田さんによる解説。 宗論の中で交わされる論争の中身を詳しく話してくださり、ありがたや。「佐渡狐」 佐渡の百姓が裕基くん、越後百姓が内藤くん、奏者が石田さん、後見が飯田くん。ついムキになって嘘をついてしまう…

「平家物語の世界 -語りの伝承 巻二十五-」を観る

8月28日、横浜能楽堂へ。 最初に櫻間右陣さんによる解説。 ちゃんと狂言の解説までしてくださいました。 平家節を付けて呼ぶ場面がありますよ、などと。 こちらの公演の狂言は、いつも平家物語にリンクする演目がセレクトされているようで、そういうコダワリ…