萬斎さん観賞と日本画修得の日々

吉祥寺で一棚だけの本屋さん(ブックマンション,145号,いもづる文庫)を始めました。お店番に入る日や棚のテーマ更新は、Instagramでお知らせします。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「このあたり乃会」を観る

8月17日、矢来能楽堂へ。 暑い日は、駅チカの能楽堂が、ことのほか有難い。 「棒縛」 岡さんが楽しそうで、こっちも嬉しくなってしまう。 縛られても「それでも酒が飲みたいな」って笑ってるトコとか、滲み出る愛嬌があります。 8月アタマに合宿があり、岡さ…

「第50回 相模薪能」を観る

8月15日、寒川神社へ。 今回は、50回記念ということで、最初に、功労者(これまでの、この薪能への功労?)の表彰式が。 橋掛かりに木彫りの椅子10脚が設置され、10人の功労者が。 わわわ 萬斎さんがおられるーー 黒紋付に、オリーブ色の細縞の袴姿。 能楽界…

主に萬斎さん公演メモ 2019年7月

??7/13、解体新書。昼の部と、夜の部を拝見。 なんと、萬斎さんが客席の中を歩かれ、無作為に客席にカメラとマイクを向ける!という恐怖のサービスが。 自分の席との距離が縮まってくると、嬉しいを通り越して、恐怖。 いや、しかし、やはりアレは、まだとて…

主に萬斎さん公演メモ 2019年6月

??6/1、「京都 ござる乃座」 京都観世会館 裕基くん 小舞「道明寺」。 しなやかで強靭 萬斎さん単身による「見物左衛門 深草祭」。 蓑笠が配された狐色の肩衣、結び雁金の腰帯、生成地に紺&グリーンの格子の縞熨斗目、濃紺に網目模様が染め抜かれた狂言袴の…

「山口蓬春展 新日本画創造への飽くなき挑戦」を観る

日本橋のタカシマヤへ。 日本橋駅から直結なので、地上に出なくて済むのがありがたい。 ポスターにもなってるシロクマちゃんの絵もさることながら、初期の作品もイイ。 なんと、松岡映丘に師事していたのだとか。 そういわれてみると、「春秋遊宴」とかは、…

武田修能館の虫干へ。

虫干している装束やお道具を見学させていただける、というイベントに行って参りました。 約20人のチームを能楽師さんが率いて、1時間半かけて、案内&説明してくださる、という贅沢な企画。 複数のチームが、30分づつ時間差で出発する仕組みです。 私のチーム…

軽井沢に出現した名馬と、名馬を得た太郎冠者さま

8月3日、「軽井沢夏の宵の狂言」。 この夜、「止動方角」の太郎冠者サマは、すばらしい名馬を得ました! 太郎冠者サマは萬斎さん、お馬の役は裕基くん。 せっかく軽井沢まで裕基くんを帯同なさるのに、お役は馬だけ? 由緒正しい御曹司を、そんな扱いなさ…